world_onlookerの読書ログ

ジャンルを問わず、本もマンガも大好き。そんな想いを書き綴ります。

新年一発目の読書ジャンルは「仕事」‼︎ /本の感想55 著:川村元気

こんにちは、world_onlookerです。だいぶ遅れましたが新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

 

早速ですが令和二年、一発目にご紹介するのはこの本。(久しぶりなのに速攻で本題w)

 

 

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仕事。 (文春文庫)

仕事。 (文春文庫)

 

 

 

 

『ファスト&スロー(上)』じゃないのかよ。

 

 

という声があれば覚えていてくれてありがたい話です。昨年末までのブログには『ファスト&スロー(上)』を読み途中で終わり次第、感想を書くとお伝えしていました。まぁすでに読み終えてはいるのですが、何せまとめるのが大変なので先にこちら(『仕事。/著:川村元気』)の感想から。

 

 

正月に本を大量購入するのが私の毎年恒例行事となっており、今年に入って既に6冊ほど本を読み終えています。(1/15現在)

去年は割と専門的な本を読むことに専念し、年間の読書量(冊数)は過去最低の数字でしたが今年は小説などの文芸本をたくさん読もうと考えています。では、早速『仕事。/著:川村元気の概要と感想を書いていきます。

 

 

<1.概要>

この本は著者である川村元気さんと各界の著名人との対談が書かれています。テーマはタイトルにあるとおり「仕事について」です。川村元気さんといえば映画プロデューサーとして有名な作品を数々手掛け、映画監督もされています。それだけでなく小説や脚本、 絵本などの作品も生み出している作家としても有名であり、日本を代表するようなとにかくスゴい人です(語彙力なし。詳しくはWikipedia先生へ)

 

 

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川村元気 - Wikipedia

 

 

そんな方と対談する著名人もまたスゴい人たちで、計12人との豪華な対談が書かれています。

 

 

  1. 山田洋次 (映画監督、脚本家、演出家)
  2. 沢木耕太郎 (ノンフィクション作家、エッセイスト、小説家、写真家)
  3. 杉本博司 (写真家)
  4. 倉本聰 (脚本家・劇作家・演出家)
  5. 秋元康 (音楽プロデューサー、作詞家、映画監督、放送作家)
  6. 宮崎駿 (映画監督、アニメーター、漫画家)
  7. 糸井重里 (コピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家)
  8. 篠山紀信 (写真家)
  9. 谷川俊太郎 (詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家)
  10. 鈴木敏夫 (映画プロデューサー、編集者)
  11. 横尾忠則 (日本の美術家、グラフィックデザイナー、作家)
  12. 坂本龍一 (ミュージシャン、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ピアニスト、キーボーディスト、シンセシスト、俳優) 

Wikipediaより一部引用  

 

 

一度は目にしたことがある日本を代表する各界のクリエイターではないでしょうか。私のように芸術やエンタメなど教養のない人間でもわかるような著名人だったので、シンプルに興味をもって本を購入して読み始めました。私自身、今年はいろいろと勝負したいと思って改めて自身の仕事(整体・リラクゼーション)について考えていたので“仕事”について問いたかったのでしょう。ジャンルやレベルの差はさておき、少しでも刺激を得たかったのです。

 

 

本書は各人最初に川村元気さんからの質問が「予習」と表して7つ用意されており、それについて各人と対談が進められています。基本1人20ページ以下でまとめられおり、非常に読みやすい文量でおさめられているため、本を読み慣れている人ならば1人の対談につき約10分くらいで読み進められるのではないでしょうか。これならスキマ時間に読み進められそうですよね!

さらにありがたいことに、各人の対談の終わりのページに川村元気さんが「復習」として重要な言葉を簡単にまとめてくれています。私は付箋で自分の気になった言葉を書いてまとめる読書の仕方なのですが、本書はほぼ不要でした。読み返す手間も省けます。

 

 

<2.感想

さて、読んだ感想ですが面白いことにこの本のテーマは「仕事について」なので、各人の昔話に終始することがなく仕事に対する意識や姿勢といった本質的な話を読むことができます。自分のまわりにはその業界の第一人者なんていないものですから、こういった話を知ることができるのが対談本の素晴らしいところです。そして対談の中で、川村元気さんが一貫して質問すると決めていたという「辛いとき、苦しいときにどう乗り越えたか」。人間誰しも真摯に仕事をしていれば、辛苦を舐めるような場面に出会うものでしょう。そんなとき各界のトップレベルの方々はどう乗り越えたのか…興味ありませんか?本書ではそのような話にも触れられていて、学ぶことができました。

 

 

私が特にこの本が気に入ったのは、一人一人の言葉の“深さ”というか“選び方”…とでもいうのでしょうか。名言のような重さのある言葉がナチュラルに出てくるところです。個人的には糸井重里さんの言葉(本)が昔から好きなのですが、本書では横尾忠則さんが一番考えさせられる言葉が多かった。自分もこういう深みのある会話ができる人間になりたいと思いました。___まぁ、ただの口達者な人間になりたいわけじゃないですよ?(^^)

 

 

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語彙力のある人間との会話がしたい欲求”がちょくちょく出てくるのですが、身近にそういう人がいないので本の世界へ求めています。まぁ最終的に、自分も豊富な話題と探究心、そして深さをサラリと感じる人間になりたい。そのために仕事に打ち込むのも一つの方法でしょう。

 

 

仕事は生きるうえで必要な手段ではありますが、できれば働きたくはない自分としては「仕事を舐めてんじゃねーぞ」とケツを叩かれた気分です。

 

 

・今の仕事にやる気を見出せない

・新たな着眼点が欲しい

・仕事で行き詰まっている

 

 

そんなあなたは一度本書を手にとってみてはいかがでしょうか?一見関係ないと思っていても、離れた場所で仕事している人を知ることで自分が見えてくるかもしれません。

 

 

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“原液”をすするべし! 〜手っ取り早く学びを得る方法〜

こんにちは、world_onlookerです。

 

 

年末で忙しい中、また思いつきの行動を始めてしまって読書時間は削られています…(自業自得)。

 

 

ですが、そろそろ『ファスト&スロー(上)』を読み終えるので近々まとめようと考えています。

 

 

いままで読んできた本で、

 

 

 

  • 『影響力の武器』
  • 『ザ・コピーライティング』
  • 『選択の科学』

 

 

 

など、あるジャンルにおける”原液“のような本を最近は好んで読んでいますが、この『ファスト&スロー』もその1冊となるでしょう。そう思えるほどに濃い内容で面白く刺激的で、人間心理を知るうえでこの本を外すことはできないと思います(まだ下巻も残っていますけどね)。

 

 

多少値が張っても科学的データがしっかりと記載されてある有名な本を買ったほうが、結果的に安上がりで良い学びを得ることができるのではないでしょうか?

 

 

私はある時からそう考えて本を選んでいますが、今のところ「正解だった」と言えます。

 

 

まぁなんらかのバイアスがかかっているかもしれませんが、『ファスト&スロー』は文庫本で買えるのでお得です。ぜひご検討あれ。

 

 

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読むのが苦手な方は音声が熱い!

 

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年齢を重ねて変わる読書の仕方__からの次回予告 〜2019/12月〜

こんにちは、world_onlookerです。

 

 

読書の時間が少なくなり、先月も結局は2冊しか読めませんでした。10年以上読書生活をしてきましたが、ここまで少ないのは初めてかもしれません。

 

 

ただ、正確にいうと前回感想を書いた『選択の科学』をより理解するために何度か読み返した結果、冊数が伸びなかっただけなので、まぁ仕方ないと納得しています。年齢を重ねるにつれて読む本はもちろん読み方や冊数を競うような乱読はしなくなったので、月に10冊以上が当たり前な読書の仕方は最近はしなくなりました。

 

 

本を読んだ数をいくら増やしても、自分の血肉になって人生に役立つ(実践する)ことがなければ面白さを感じなくなったからかもしれません(無論、暇つぶしの読書が最も豊かな時間の使い方だと思っています)。

 

 

なので、もっぱら最近は名著と呼ばれるような本を手にとって時間をかけて読むようになっています。

 

 

そんな私が今読んでいる本は……

 

 

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ビジネス界隈の著名人が語り、引用することを見かける意思決定の科学。前々から気にはなっていたので積ん読していた本書をついに読み始めました。

 

 

実際に自分だったらどの場面で利用できるのか?__そんなことを考えながら読んでいるのでスラスラは進みません。ですが、確実に自分の血肉になるように楽しんで読んでいますので、読了次第すぐに感想を書きます。気になる方はぜひご一読を。

 

 

 

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ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫) [ ダニエル・カーネマン ]

 

 

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「選択の自由」はあなたのためになるのか? 〜人生を切り開く力を手にする一冊〜 /本の感想54 著:シーナ・アイエンガー

こんにちは、world_onlookerです。

 

 

あなたが生活している中で、必ず行なっていることがあります。

 

 

それは“選択”です。

 

 

「今日は何を食べようか」「どんな服を着ようか」という小さな選択から「今後、どのようにして生きていくべきか」という大きな選択まで、人は多かれ少なかれ“選択”を余儀なくされていますよね。

 

 

日常的に行われている選択の数々についてはあまり意識しませんが、自分がその選択をするにあたっては何らかの要因があってその判断をしているはずです。

 

 

では、その判断は一体どのようになされているのか?あるいはその選択の仕方には善し悪しがあるのか?  ___そんな疑問がこの本のタイトルを見て頭によぎり、思わず手が伸びてしまいました…。

 

 

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選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

 

 

 

本書を読んで、自分自身や自分の置かれた環境を“力”に変える可能性を秘めている“選択”という永遠のテーマについて、理解を深めていただきたい。そうすれば、豊かな環境でも早死にする動物園の動物やあなたを取り巻く見えないストレスに身体を壊されずに済むかもしれないからだ。

 

本書を読んで学んだ部分

 本書はNYのコロンビア大学ビジネススクール教授・シーナ・アイエンガー氏による「選択」についての研究の数々です。

 

 

著者の生い立ちから始まり、多くの事例を挙げながら“選択”が人にとってどれほど重要なのか。8つの項目にわけて解説します。物ごとを覚えるためには“エピソード”を一纏めにして覚えた方が記憶しやすいので、選択に関する法則を知りたければ頭から順に読み進めるといいでしょう。

 

 

このブログは「感想」なので私が関心示した部分のみをご紹介。

 

 

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1.その人がどれだけ個人または集団主義的な環境に身を置いてきたかによって、人生の自己決定感の強さが変わる。(第2講より)

 

簡単にいえば、この世の物事は「自分で決める」と考える人と「運(環境)次第でしょ」と考える人とでは、望んでいる世界が違うということです。この本では西洋と東洋での違いを説明していますが、ここ日本においては個人的には少数とはいえ西洋文化(個人主義)を好む人が増えているように思えるので「その人次第」と言えるでしょう。

 

 

私なんかはつい個人の目線(自分で決める派)が強く出てしまうので、時々他人の考えや行動が理解できないこともありますが、まわりに同調する集団主義的な目線で捉えれば推測できることも多々あります。社会で生きる以上は「この人の選択の仕方は(個人or集団)どっちだろう?」と、はじめに考えておくといいかもしれませんね。

 

 

2.「寛容」の欠点 (第2講より)

「寛容は対話を促し、批判的な内省を促すというよりは、むしろ逃避を促すことが多い」と本文にありますが、これは正にその通りだと思いました。

 

 

何か問題が起こったときに「OKOK、ケ・セラ・セラだ」と、一見優しく対応しているように見えて、実は単に責任から逃げたいだけという人を見たことがあるのではないでしょうか。かつての職場にも、そのような人間はいました。まぁ日本人的な気質ならば、むやみやたらと対話を求めるよりも争いを避けるように振る舞う人が大半でしょう。

 

 

年齢を重ねてきて感じることは、選択を先延ばしにすることは時間の無駄遣いなのかもしれないということです。先延ばしにしたところでいずれは決断しなければならないことは多々あります。悩んでいる時間は無駄になっている可能性があるので気をつけたいところですよね。

 

 

3.「自動システム/熟慮システム」__ 混在する2つの脳(第4講)

名著『影響力の武器』にもあった人が持つ自動反応。この本にも出てきました。無意識に素早く選択を行う自動システムと論理的に知性を用いて選択試みる熟慮システム、この講では相反する2つのシステムについて丁寧に解説されています。

 

 

この手の話は個人的に好きなので、よくよく読み込みました。詳しい内容は本書を読んでいただくのが一番なので割愛しますが、結局のところ“自分を正しく認識する作業”が必要になるのでしょう。それは心理的なものだけでなく身体の動きなども同様で、自分の考えていること・行なっていることを「なんとなく(無意識)」で済ませていることが多い。そこを改めて精査する“気づき”があるかどうか。そこが一つの焦点だなぁと思った次第です。

 

 

その他ヒューリスティック』『プライミング』『ジャムの研究』『ロングテール』『心理的抑制』など、私たちの選択を左右しうる興味深い研究の数々がわかりやすく紹介されています。商売を営む人にも知っておくべき内容が多々あるのでオススメです。

 

 

あなたの“選択”は作られたものかもしれない__>

本書は先に書いたとおり、大学教授によるガチめの内容が書かれている本です(わかりやすく書かれていますけどね)。なので、私も本の感想を書くのに苦労しました。なぜなら、どこの部分を抜粋してもそれなりに深く書くことができるからです。

 

 

 

「あなたの選択はこのようにして作られている(かもしれない)」

 

 

 

この事実を知っているか否かで、あなたの人生は大きく変わるかもしれません……。

 

 

それは良いことなのか?それは、本書を読んで判断していただければ幸いです。

 

 

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次の感想文を執筆中。テーマは___「選択」

こんにちは、world_onlookerです。

 

 

ただいま読み終わった本の感想文を執筆中です。今回の題材はコチラ

 

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選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

 

 

やや難易度は高めでしたが、かなーり興味深い内容でした。

 

 

次の投稿で感想をまとめてみますので、ぜひご一読を!

 

 

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